## **月足は移動平均線の上位へ**[出典:bitbank]* 5月のビットコイン月足は現在のところ約16%上昇しており2ヶ月連続で陽線を記録することがほぼ確定しています。3ヶ月移動平均線(3EMA)を終値ベースで上回るのは1月の月足以来となります。ローソク足の実体ベースではほぼ最高値圏まで回復しました。月足は移動平均線の上位に浮上したことで強気の値動きが回復しました。## **週足は8週連続の陽線記録なるか?**[出典:bitbank]* ビットコインの週足は陽線が並べられており、継続的に買いが入っていることを示しています。4月3週目に移動平均線(7EMA)を上回り、その後は上値を伸ばす展開となっています。先週は1600万円到達後に売りが発生しましたが、陽線を維持しました。ローソク足は上下にヒゲを記録しており、1600万円近辺で買いと売りが拮抗していることを示しています。## **日足は移動平均線を下回ることなく推移**[出典:bitbank]* 今月のビットコイン日足は月始めから買われ底堅い動きを見せました。5月6日は価格が移動平均線(24EMA)に近づきましたが、押し目となり即座に買い戻されました。底堅い動きが見られていましたが、5月23日には1600万円から強い売りが発生します。それでも相場は崩れることなく、移動平均線の上位で推移しています。今週は6日連続の陽線を記録する可能性があり、買いが先行している相場となっています。## **取引所保有BTCは減少傾向**[出典:Glassnode]* 現在取引所が保有する現物ビットコインの数量は減少傾向にあります。相場の上昇が始まった4月頃から取引所保有ビットコインは減少に転じており、逆相関が見られます。取引所で買われたビットコインが引き出されていると見られ、買い需要の強さを示しています。このまま同指標の減少が見られれば、底堅い相場の継続が予想されます。## **3ヶ月先の先物取引価格の乖離率は低水準で取引**[出典:Glassnode]* 3ヶ月先の先物価格と現物価格の乖離率は足元で7.5%程度で推移しています。4月の底値からは2%ほど上昇し、先物が買われています。一方、昨年12月と比べると乖離率は半分になっており、投機的な過熱感はありません。価格は昨年と同水準に戻ってきましたが、先物は買い遅れており、まだ買われる余地がありそうです。## **まとめ*** 5月の相場は過去最高値圏まで戻ってきており、買いが強い状況となっています。週足では、今週もプラスとなれば8週連続の陽線を記録することになり、過去には数回しか見られていないものとなります。一方、1600万円近辺では売りが出ており、短期的には調整相場入りする可能性があります。長期的には取引所保有ビットコインが減少しており、強い需要に裏付けられた相場となっています。また、先物市場では投機的な動きが少なく、相場が大きく崩れることはあまり想定できないでしょう。6月も新たな買いが入れば、過去最高値の更新も見えてくるでしょう。**【あわせて読みたい】**ビットコインとは ビットコイン 購入 ビットコイン取引所
5月は1600万円にトライ、長期の上昇トレンド再開か【bitbankチャート分析】 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
月足は移動平均線の上位へ
週足は8週連続の陽線記録なるか?
日足は移動平均線を下回ることなく推移
取引所保有BTCは減少傾向
3ヶ月先の先物取引価格の乖離率は低水準で取引
まとめ
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